★ binってなんですか?
Linuxのディレクトリでよく見かけるのがbin/です。
これは、binary(バイナリ)の略です。バイナリとは、文字情報ではない
ファイルです。viなどのエディタで開くことはできません。
たとえば、プログラム、画像、音楽などのデータです。
★確かめて見ましょう。
まず、/ (ルート)の真下にbin とか sbinとかがあります。これは、
大切なコマンドのプログラムが入っているところです。
ls コマンドはよく使いますね。このコマンドもは、/binの中にあり
ます。
試しに、
ls -l /bin/ls
としてください。
★ここでひとつ復習というか確認です。
Linuxのファイルはどんなファイルでも、
/(ディレクトリ名)/(ディレクトリ名)/(ファイル名)
の形で表現することができます。
たとえば、自分のホームディレクトリの中のファイルは、
/home/kimura/(ファイル名)
で表現できるわけです。
自分がどのディレクトリにいても、
/ (ルート)
から順に指定してあげればひらくことができるわけです。
★練習
準備
1.ホームディレクトリでワークディレクトリを作成します。
2.そのワークディレクトリへ移動します。
3.そのなかに以下のファイルを作成します。
ファイル名: mytest
内容: 今日は、○月○日です。天気は晴れです。
(実際の日付をいれてくださ)
4.pwdで自分のディレクトリの位置を確認してメモします。
例)/home/kimura/wk9/
開く練習
1.cd / でルートに移動してください。
2.vi /home/kimura/wk9/mytest で開けることを確認します。
開く練習2
1.cd /bin で /binに移動します。
2.vi /home/kimura/wk9/mytest で開けることを確認します。
開く練習3
1.cd /etc で /etcに移動します。
2.vi /home/kimura/wk9/mytest で開けることを確認します。
★ここで少し難しい言葉を紹介します。
絶対 と 相対
です。
絶対とは、必ず開けると思ってください。
相対とは、場所によっては開けると思いましょう。
例をあげます、
vi /home/kimura/wk9/mytest
のようなファイルの指定の仕方を
絶対パス
といいます。最初が / になっているわけです。
vi wk9/mytest
のようなものを
相対パス
といいます。最初に / はありません。
★さて、絶対パスと相対パスの使い分けを学びます。
たとえば、今自分のホームにいてそこにwk10という
ディレクトリがあるとしましょう。
その場合は、相対パスのほうが簡単です。
vi wk10/mytest
という感じで開くことができるわけです。
こんどは、自分がどこにいるかわからないとしましょう。
そんなときは、cd ~ でホームディレクトリに戻るのも
いいですが。もどって開くのが面倒なので
vi /home/kimura/wk10/mytest
として開いたほうが簡単なのです。
★ 絶対パスと相対パスは、何が違うかわかりましたか?
繰り返しになりますが、最初に/ があるかないかです。
あれば、どこにいてもOK。なければ、そのディレクトリが
見えるところにいればOKということになりますね。